手柄山
手柄山(てがらやま)は、兵庫県姫路市の市街地南西に位置する山。
全山が手柄山中央公園として整備されていて、市民の憩いの場のひとつである。
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歴史書を紐解くと登場はかなり古くて、「播磨国風土記」に伊和里の「手苅丘」(てがりおか)として見える。
「播磨国風土記」では名の由来を、「播磨近国の神々が集まり草を手で刈っていた」
または「鎌を知らず手で稲刈りをしていた」ことに因む、としている。
このようなことは、どこの地方でも行われていたと思うのだが、地名となったのも面白い。


戦後復興期は、観光地としての手柄山の開発である。
1966年には手柄山で地方博の嚆矢とも言える「姫路大博覧会」が開催。
博覧会を機に、山上には西洋の古城を模した、おとぎの国のような建物が続々と建てられ(これらはパビリオンであったという)、また遊園地や図書館、水族館、温室植物園、展望台、陸上競技場などが集積し、手柄山は一時、まさに姫路市の一大文化拠点となった。

都心から手柄山までのアクセスには、博覧会直前にモノレールが導入された。
これは日本でも当時2箇所しかないロッキード式モノレールであったが、
運行距離が1.6kmしかないこともあって博覧会後は需要が伸びず、わずか8年で休止、1979年には正式に廃止となった。
モノレールの廃線桁は、今でも市街地から手柄山へ向けて断続的に確認でき、当時の面影を残している。
また、市民のちびっ子に人気だった水族館も、老朽化により2008年10月31日、実質的な営業は終了。

そんな手柄山をカメラ片手に歩いてみた。
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by fuukapapa | 2009-06-18 01:03 | 写真
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